【Rawカラーペイント、始めます】
Tokyobike Plus 福岡とpop grumpyの2店舗で、Rawカラーのオーダーペイントサービスを始めます。
『Rawカラー』って何?
という方に簡単に説明すると
通常のペイントと異なり、未塗装のフレームにクリア塗装を施し仕上げたもの。
Rawには「未加工、生」と言った意味があるように
スチール素地独特の鈍い輝きや
溶接跡が見て取れるのが特徴です。
塗装を重ねていない為、クリア塗装が割れしまうと、錆が発生してしまいますが
その錆さえもデザインの一部、もしくは味として捉えています。
後述しますが、粉体塗装によるクリア塗膜の為、強度は折り紙付き。そう簡単には割れないのでご安心を。
新車ペイントでも、乗り始めた後からのペイント(持ち込みペイント)でも、工賃含め49,500円でお受けいたします。
納期はご注文から1.5ヶ月程。早い時で約1ヶ月。
実は、、
元々Rawカラーは訳あって避けていました。
というのも、下処理が大変&今までの塗装設備でのクリア塗装では強度に問題があったからです。
4年前にpop grumpyでお一人だけtokyobikeをRawカラーで仕上げましたが、強度も確保しつつ仕上げようとすると、工程量と時間がコストと見合わないという事で1度切りで打ち切りとなった経緯も。
そんな中、昨年にペイント設備がパワーアップした事で"粉体塗装/パウダーペイント"が出来ることになり、クリア塗装強度の問題は解決しました。
ですが、変わらず下処理(特に磨き)はペインター曰く、大変な作業のようです。
元の塗装を剥離しただけでは、素地が綺麗で無い為
入念に磨き上げています。
クリアで見えてしまうからこそ誤魔化しが効きません。
その為、いつも破格で提供している私達の新車ペイントサービスですが
今回のRawペイントについては、49,500円と少なくない金額での提供となります。
ご理解ください🙇♂️
選べるRawカラーは3色
・クリアブラック
・クリアカッパー
・クリアゴールド
クリアブラックで仕上げたサンプルです。
5年間試乗車として活躍していた中古車体をリペイントしました。
只今pop grumpyで展示中です。
スタッフ使用の他社Raw Finishフレームもイメージ参考にどうぞ。
乗り始めて11年。良い具合に錆が出ています。
こちらはTokyobike Plus 福岡にあるので、見てみたい方はお声掛けください。